趙静+大萩康司「10弦の響き~やすらぎのアンサンブル」本番

昨夜、門川町総合文化会館で、サテライト・コンサートを開催しました。朝から降り続いていた雨も、開演前にはほぼあがり、約500名のお客様にお越しいただきました。

宮崎出身の大萩さんは、今回が初めての音楽祭出演! 

最も信頼する演奏家と一緒に演奏したいということで、趙静さんとの共演となりました。

同世代でお互いに尊敬しあう二人、趙静(チェロ)と大萩康司(ギター)が、渾身のソロ曲

■趙静ソロ曲

・ブリテン:無伴奏チェロ組曲 第1番 作品72

■大萩康司ソロ曲

・タルレガ:アルハンブラの思い出

・モンポウ:コンポステラ組曲より Ⅰ前奏曲、Ⅱコラール、Ⅳレチタティーヴォ、Ⅵムニェイラ


と、それぞれの楽器の良さを生かしたデュオ曲を演奏! 

■デュオ曲

・シューベルト/西垣正信:アルペジョーネ・ソナタ D821

・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア

・ニャターリ:チェロとギターのためのソナタ


心を癒す心地よい弦の音色に、お客様もうっとり…。客席からは、温かい拍手が送られていました。

終演後、素敵な着物をお召しの安田禎子さん(門川町在住)に感想をお聞きしました。


「音楽が好きで、さまざまなコンサートに足を運んでいます。ギターとチェロの組み合わせは初めて聴きました。憂いがあって、躍動感もある。いろいろな音色を聴かせていただきました。ありがとうございます。大萩さんが演奏された『アルハンブラの思い出』は、亡くなった主人がよく練習していた曲だったので、当時を思い出して懐かしくなりました。感動しました。」と、話してくださいました。

インタビュー後は、大萩さんと趙静さんと一緒に記念撮影! とても嬉しそうにされていました。

★★★最後におまけ写真★★★

身体が柔らかい大萩さん!楽屋廊下でストレッチをする大萩さんを激写しました。手の向きがすごいです。

『ぷれぽ』

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