<振り返り>もう一つの小さな音楽会 vol.1

5月7日(月)、ホテルニューウェルシティ宮崎にて、音楽祭関連コンサート“もう一つの小さな音楽会 vol.1”が行われました。

出演者は、高木綾子さん(フルート)、坂野伊都子さん(ピアノ)のお二人。当日演奏された曲目と、お客様の感想を合わせて、写真とともに振り返ります。

■曲目■

フォーレ “五月 作品1-2”

サラサーテ “カルメン幻想曲 作品25”

R.シュトラウス “4つの歌 作品27 TrV170より 4.Morgen”

フォーレ “夜明け 作品39-1”

ブラームス “ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 「雨の歌」作品78(フルート版)”

<アンコール>

ブラームス “ワルツ”

■お客様の感想■

初めての音楽祭で、こんな風に軽食を味わいながら鑑賞したのは初めてでした。
雰囲気の良い会場で、素敵な音楽を楽しめて、素晴らしい一時でした。ありがとうございました。
息づかいがよく分かり、楽しかった。
とても素敵な演奏会でした。あっという間の一時でした。
もう少し聴いていたかったです。ありがとうございました。


■当日の様子■

ご来場の皆様は、開演前にレストランのおいしい料理やご友人・ご家族との会話を楽しまれ、くつろぎながら、ゆったりとした時間をお過ごしのようでした。

開演し、レストラン内の照明が暗くなると、ムードは一変。高木綾子さん(フルート)と坂野伊都子さん(ピアノ)のお二人によるコンサートが始まりました。美しいドレス姿のお二人、照明を受けて光るフルートやピアノ、窓の外に飾られたイルミネーション、各テーブルに灯されたろうそく。会場はとても良い雰囲気でした。

高木さんと坂野さんによる「もう一つの小さな音楽会」は、今年で3回目となりました。今回のテーマは「歌曲」。フォーレの“五月”に始まり、高木さんの技巧が光るサラサーテの“カルメン幻想曲”、しっとりした雰囲気に合ったフォーレの“夜明け”に、シュトラウスの明日を意味する“Morgen”。そしてブラームスの“雨の歌”、アンコールにはブラームスの“ワルツ”をお送りしました。お二人のまるで歌声のような、伸びやかで繊細な美しい音色に、うっとりされた方も多かったのではないでしょうか。また、曲間には高木さんによる曲の解説やフルートの話も!お客様からは、「素敵な時間を過ごせました」「息づかいの伝わる距離感で、とても良かったです」とお声をかけていただきました。

『ぷれぽ』

「プレビュー」&「レポート」 Text:文章、Photo:写真、Movie:動画で、宮崎国際音楽祭の魅力をお届けします。